INTERVIEW

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松原 匡宏
/代表取締役

代表取締役

「省エネの未来」と「顧客のための設計」こだわった創業期
いま省エネに関しては、太陽光だとかそういったものが非常に重要視されているのですが、当時にそれをもう少し深堀しながら、事業としてやっていきたいなという強い思いがあり、起業してやろうかなというのがスタートラインでした。

こだわった点として同業者の下請けはしない、それとやはりお客様の声を反映したいので設計は絶対にやるということで、設計にとことんこだわりながら、設計施工に持っていくというスタンスは崩さなかった。
それが今のサンワイーテックの、ひとつのベースになっているのです。
社名にかけた、3つの思い
創業は2000年です。
2000には丸が3つありますよね、サンワイーテックのサンワはその3つの丸をイメージしています。
これには論語でいう孔子の「近きものを喜べば遠き者来る」という言葉もあり、
ひとつ目が社員と社員の家族が喜ぶような経営、
もうひとつはいわゆる協力業者や販社、そういうところの社員が喜ぶ経営、
そしてお客様が喜ぶ経営、
その3つの和(輪)を大事にしたいなということで、サンワイーテックという名前をつけました。
高齢社会と、エネルギー・建築業界のこれから
現代は高齢社会が進んでおり、今後は現場に行くと65歳くらいの技術者の方が5年くらいでいなくなる、そういう状況が来るんじゃないかと。
だから今のうちに若い人を入れて、人格者というのを育てていきたいなと思っています。

業界の新たな動きとしては、蓄電と電気を供給して余ったら売電する、そういうシステムを展開しており、サンワイーテックも社屋を起こす際には創蓄エネルギーシステムを導入しています。
太陽光で電気を起こして蓄電し、その中で自家消費しながら余ったら売電する。
これは世界的にも、環境負荷に対しての認識がかなりあるからです。

社員の一人がサンワイーテックで住宅を作ったのですが、その際はIoTを取り入れたIoT住宅を手がけており、今の流行りといったらおかしいのですが、そういった新しい技術を駆使して建物を建てるということも、今後われわれは力を入れて取り組んでいきたいなと考えています。
3つの事業について
サンワイーテックの大きな柱は3つありまして、一番目が電気工事ですね。
これは建築の付帯工事、先ほどお話しした創蓄エネルギーといった環境関連の電気に関する仕事を中心に展開しており、得意なところは郊外店舗や商業店舗の設計です。

二番目は空調設備です。
これは電気と同じいわゆる建築の付帯工事の中に空調もありますので、それと一緒に行う住宅や店舗の空調・換気工事ですね、そういったものも取り組んでいます。

三番目が7年くらい前から立ち上げた総合建築事業です。
弊社には一級建築士が2名おりまして、今後企画から立案まで総合的にできるような、そういうシステムを展開する予定です。
建築ですので当然小さなリフォーム関連だとかリノベーションだとか、そういった戸建ての住宅にも幅広くニーズに合わせて一様に対応し、またこれには設計が入ってくるので、やっぱりお客さんの声を大事にして作り上げていく、そういうスタンスで今後も活動を進めていきたいなと思っています。
社員が力を発揮するために
ひとつは『感性を磨く』というのがありまして、いろんな絵を飾ったりJAZZをBGMでそれとなく流したり。
我々の仕事はお客さんにうまく提案する上で、ライティングプランだとか、壁紙・クロスの色合いのデザインや配置だとか、感性が豊かじゃないと提案力・想像力っていうのがなかなか浮かばないので、それを何気ない日常の中でちょっと刺激してあげるというのがひとつの目的です。

もうひとつは『行動を促す』というのがありまして、例えば机を昇降式にする。
そのときの体調に合わせて「眠くなったな」と思ったらスタンディングの状態で仕事ができたり、社員の体調に合わせた環境によって効率が上がってきたりしますので、そういった取り組みをしています。

それから3番目なのですが『価値を共有する』というのがありまして、事務所のいろいろなところにコミュニケーションスペースを設けたり、フリーアドレスを導入しています。
これはどういうことかというと、一人ひとりの価値感の可溶性というものを知り、価値の共有に結び付けていくというのがあって、これは日頃のコミュニケーションをフルに活用していくことによって価値の共有が出来るんじゃないかなと。
新社屋に引越しして半年経つのですが、いろんなところで建築系だとか電気系だとか机に図面を広げながら気楽に話をし、そこに価値を見出したり「ああ、こういうことをやったらいいよね」とか「じゃあこれをやってみようかな」とか、そういった発想が出てきているんですね。

コミュニケーションっていうのはすごく大事で、いわゆるスキルアップのためのシェアコミュニケーションスペースも設置しています。
その中でセミナーを開催したりだとか、そういったことも今から色々と企画をしながら、スキルアップのためにこの場をみんなで共有していくというところで、その発想もあってスタジオJIN(仁)というのを作ったんですね。

社内では自動で光の調光を行い、光センサーを使って外部の光が強いときは少しルクスを落としたり、昼の12時になったら完全に消灯します。で、休憩ですと。
夕方も段階的に照明を落としていき、夜の8時になったら完全に切れる。
仕事を出来なくするというわけじゃないのですが、そういう意識付けをしているんですね。
時短にも繋がってくるし、すごく省エネにも繋がってくる。
仕事の意識付けが出来るので、もう少し早めにスピードアップしようとか、そういうことで生産性も上がってくるとか、いろいろな利点があるのかなと思っています。

福利厚生に関しては3つ大きく考えてまして、ひとつは学びの部分に関して。
建築であれば一級建築士であるし、施工管理は管理技術者とか、電気工事に関しても、空調工事に関しても、電気でありましたら一種の電気工事士あるいは管理技術者ですね。
そういった資格を取らないとやっぱり一人前にはなれない、それはもう避けては通れないんですね。
そのために我々は学びの部分に関しては報奨金を出しますし、免許取得に関しましても、学びの部分ではいろいろセミナーをスタジオJINで開いたりだとか、スキルアップを後押しするだとか全員で学びの場を共有していく、そういうのを作っています。

生活面に関しましては健康管理に力を入れており、インフルエンザの予防接種は当然全員接種、これは義務付けています。
それと健康診断も当然ですよね。
お昼がほとんどコンビニ弁当だけというのも味付けが濃かったりしてですね、そこでスタジオJINで何かいろんな食事ができないかなと、ちょっと社内で考えてまして、ここでご飯を炊いたりとかしてですね。
お弁当を持って来れない人や、そういった若い世代の社員にはそういうのを供給をして、健康管理をちょっとやっていきたいなと思っています。

建設業っていうのは割と結構多いんですね、タバコを吸う人が。
だからそれを社員全員で禁煙活動に持っていくようなそういう対策を、例えば一年間禁煙できたら手当てをあげるとかですね、そういったところも考えていいのかなと。
やめてもらったらやっぱり健康を維持できますからね。まわりの人も当然、不快な思いをしなくて済むわけですから、そういったものも今後は取り入れていきたいなと思っています。

安全面に関しましては作業着、空調服というのでしょうか、こういったものを協力業者の電気工だとか職方の方に、例えば3分の1くらいの補助を行ったりだとか、そういった活動をしながら購入していただく。
現場においてはミストのような涼しい扇風機を送ったりだとかですね、熱中症対策にはかなり力を入れています。

あと社員の制服は当然、作業着は全部支給するのですが、安全靴というのが絶対に必要で、そういうのはメーカーとかにこだわったりしてですね、ちょっとかっこいいのを履いてもらうとか(笑)
社員に選んでもらって、デザイン性がいいものをいいように、購入してもらって履いてもらう。
みんなで履いてもらって安全面に繋がってくるかなと、そういう思いがありますね。
新しい仲間に期待すること
新卒の方に求めるものというのは、やはりこれから大きく時代が変わっていきますよね。
特に来年から5Gが始まって、通信速度がとても速くなって伝送量も今の100倍くらいなる、そうするとAIだとかIoTに関係する繋がりの速さというのは、今以上にとても速くなってくるんですね。
それによってじゃあこれからどういうことが起きるのだろうか、どういうことができるのかという想像力がすごく要求される時代になってきます。
だから、これから新卒で入って来る方にはそういった想像力を磨く、そして技術とそれをマッチングするという、サンワイーテックとしてはそういった技術者を養成していって、社会に貢献してもらいたいなという思いがあります。

中途採用の方については技術的なものも当然要求されるのですが、やはり技術よりも私は人間性っていうものが非常に大事になってくるのではないかと思っています。
人間性がいい人というのは仕事が丁寧なんですよね、すごく丁寧。
ということはお客様の想いというのをやっぱり大事にする、そしてそれを作り上げていく。
我々はそういう中途採用の方を歓迎して、入っていただければなという熱い思いがあります。
これからの会社ビジョン
エネルギーを建築の中に入れていく、電気の技術をそれに融合していくというのが今後の会社ビジョンとしてあります。
我々としては、社会貢献の一貫としては仕事を通して貢献していく。
エネルギーに関しては、ゼロエネルギーで快適な住まいを作っていきたいな、というところですね。

その一貫としては、創蓄エネルギーのシステムをもう少しブラッシュアップしながら、会社のブランディングとしてやっていく。
これが5年かかるのか10年かかるのか分からないんですけども、そのところが出来上がると、ビジョンとしてはみんなが認めてくれるようなものになるのではないかと。
そして最終的には社会からも認められ貢献できるという形を目指し、ゼロエネルギーを通じてどんどん磨いていきたいなという思いがあります。
最後にメッセージをどうぞ
我が社では夢を描く、自分の人生や仕事に対して将来こうなりたい、こうありたいという夢の高い目標を持って仕事をするスタッフを求めております。

お待ちしております!